こんにちは!
先日、なんとかアルコールウエットティッシュを買えた朱音です。
今、マスクに次いで売り切れと品薄状態にあるのがアルコール消毒液ですよね。
先日のマスクの記事でも、殺菌が大事と書いたのですが
殺菌するためのアルコール消毒液や
アルコールウエットティッシュが手に入らない!(手に入りにくい)ということで
買えない場合はどうしたらいいのか?
代用品や、手作りの方法について調べてみました!
良かったら参考にしてくださいね。
アルコール消毒液がない場合の対処法は?
![アルコール消毒液がない場合は?](https://kan8oskar.com/wp-content/uploads/2020/03/shodoku2.jpg)
厚生労働省では、新型コロナウイルスへの感染予防として、下記のように発表しています。
日常生活で気を付けること
まずは手洗いが大切です。
厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルスを防ぐには(2020年2月25日改訂版)」
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったものにウイルスが付着し、
ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。
持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人込みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
発熱等の風邪の症状が見られるときは、学校や会社を休んでください。
発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録してください。
一部、ネット上ではウイルスに対してのアルコール消毒は効果がないのでは?
という記事を見かけましたが、こちらはデマのようです。
災害時を含め、こういった多くの人に影響する現象が発生した際には
必ず得た情報を調べてから、行動するようにしたいですね。
しかし、アルコール消毒が有効なことは間違いないとして
肝心のアルコール消毒液が手元にないとき、どうしたらいいのでしょうか?
毎日、ネットで アルコール消毒液を探してるけど、
いつまで待てば手に入るのだろう。たまに、外出しても、
どこの薬局にもコンビニにも、見当たらない。
もっと買って置けば良かったとガッカリ
コロナの検査も大切だけど、 アルコール消毒液とマスクはいつになったら普通に買えるようになるのさ。
SNSでもこういったつぶやきは多く見られます。
みなさん、マスク同様欲しいものが手に入らない状態みたいですね。
- 代用できるものを探す
- 手作りする
- 外出時のみ、消毒液を使うようにする
- 使い捨てのビニール手袋をうまく使う
個人ができることと言えば、これくらいではないでしょうか?
代用品や手作りの方法は、このあと調べた結果を書いていきますね!
また、代用品や手作りするための材料などが手に入らない場合は
自宅では極力、石鹸での手洗いをこまめにするようにして
アルコール消毒液を利用するのは、外出時のみにするしかないような気がします。
スーパーや飲食店であれば、優先してアルコール消毒液が配置されていると思うので
そこに入店するとき、積極的に利用するようにしてもいいのではないでしょうか?
また、アルコール消毒が必要なのは外出するなどして
不特定多数の人たちと接触する可能性があるからですよね?
であれば、使い捨てのビニール手袋などを活用して
なるべくアルコール消毒をしなくてよいようにするのも
1つの対策として検討してもいいかもしれません。
手洗いやアルコール消毒をする回数が増えれば、手が荒れたりすることもありますし
手袋を使う・手を洗う・アルコール消毒をするといった方法を、うまく使い分けたいですよね。
アルコール消毒液の代用はお酒?お酒以外の代用品は?
![アルコール消毒の代用品は?](https://kan8oskar.com/wp-content/uploads/2020/03/alcohol-1024x750.jpg)
アルコール消毒液の代用品はあるのでしょうか?
先日、アルコール度数の非常に強いポーランドのウォッカ「スピリタス」を
アルコール消毒液の代わりにしようと購入する人が増えているという記事を見かけました。
「スピリタス」はアルコール度数96度という、世界最高度数のお酒なのだそうです。
気になるのは「スピリタスで消毒効果があるの?」ってことですよね?
アルコール協会への取材によると一定の消毒効果は見込めるが、推奨はできないとのことです。
厚労省が定める医薬品の基準「日本薬局方」では、消毒用エタノールの濃度は76.9%から81.4%の間と定められている。酒類に含まれるアルコールと消毒用のエタノールの化学組成は全く同じなため、消毒効果はあると説明している。
JCASTニュースより
しかしスピリタスを希釈して使うとしても正規の消毒液と同様の効果があるかは保証できないとのことで、また希釈したものを消毒液と称して販売したりすれば、薬機法違反となる恐れもある
と記載されていました。
ただし、すでにスピリタスを保有してる方がいれば
自分で使う用に消毒液変わりにすることはできそうです。
ただ、お酒やアルコールならばなんでもいいというわけではなく
- アルコール度数が70度を上回っていること
- 糖類が混じっていないこと
が大事だそうです。
また、飲料目的ではありませんが、同じアルコールでも
メタノール(メチルアルコール)では消毒はできないため
誤って購入しないように気をつけましょう。
※メタノールは燃料で、理科の実験で使うアルコールランプに使用するアルコールです
アルコール以外の手指消毒の代用品は?
★2020年4月18日追記
全国に対して緊急事態宣言が発表され、外出自粛が促される中
それでも仕事へ行かなければならなかったり
外出が余儀なくされるケースも多いですよね。
そんなときのために、最近注目されているのが「次亜塩素酸水」です。
次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)は、塩酸 (HCl)または塩化ナトリウム (NaCl)水溶液を電気分解することにより得られる、次亜塩素酸 (HClO)を主成分とする水溶液
次亜塩素酸水には、殺菌基盤となる次亜塩素酸(HClO)の他、過酸化水素(H2O2) やヒドロキシラジカル(OHラジカル)が存在する。次亜塩素酸水の広範な殺菌力の作用機序は、これらが細胞膜やタンパク質、核酸に多面的に作用して酸化的に損傷を与えることであると考えられている。使い続けても耐性菌の出現がこれまで無く、今後もないと理論的に判断されている
wikipedia「次亜塩素酸水」より
次亜塩素酸自体は人間の体内でも作られている成分なので
簡単に言うと「人に優しく、細菌やウイルスに対しては高い殺菌力を持っている」ものだそうです。
適切な濃度で使用すれば、手指消毒以外にもうがいにも使用することができるようです。
厚生労働省によれば、「現時点では、コロナウイルスに対して有効であるとは断言できない」とのことですが
サルモネラ菌や大腸菌、インフルエンザウイルスやノロウイルスには、有効であることがわかっているので
私は1つの代用品として使用してもいいのかなと考えています。
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少量で試してみたい方は上記の商品もよいですし
こちらは歯医者さんなどクリニックでも利用されているものになります。
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アルコール以外の家具、家財消毒の代用品は?
またここまでは、手指消毒を目的としてお伝えしましたが
テーブルや床、ドアノブなど、人が触れた場所に対しての消毒液であれば
次亜塩素酸ナトリウムが代用できるそうです。
次亜塩素酸ナトリウムは多くの洗濯用、キッチン用などの「塩素系漂白剤」や
お風呂の「カビ取り剤」などに含まれています。
これを活用するには、安全かつ効果を失わない程度に、適切に薄める必要があります。
実際の消毒液の作り方は、次のページで説明しますね。